Don't Repeat Yourself

Don't Repeat Yourself (DRY) is a principle of software development aimed at reducing repetition of all kinds. -- wikipedia

2025年やったこと

今年は大変だったな…という感想の出てしまう1年でした。

仕事

まず後述するようにとにかく勤務時間をがんばって確保するのが大変でした。会社がフレックスなのでフレックス制度をフル活用し、コアタイム外のミーティングを基本お断りする(ときどき出るけど)ことでなんとか成り立っていました。男女の賃金格差で長時間労働時間プレミアムと言われることがありますが、これが数年続くとたしかにそうなりそうだなあ…という気持ちになります。

会社の話を個人で発信するのはなかなか難しい状況なのでさまざま割愛しますが(広報を通さないとちょっと何かあったときに怖い)、大きめの機能開発のアーキテクトを務めました。システムデザインをして、そのあと少しチームに参加して実装まで手がけることになりました。複数部署やチームにまたがるエンジニアリングをしなければならないので結構大変でしたね。プロダクトの特性としては現実世界の業務の効率化のためにテクノロジーの力を使って問題解決をする類のものです。今所属している会社はそうしたプロダクトや機能の開発に参加できる機会が非常に多く、世の中のためになっている感がある(たぶん)のでモチベーションを維持しやすいですね。

ただ、自分たちで作ったものをなんだかもっと改良したり売りたくなってきてしまっており、どうやってそれができるかを最近ちょっと考えています。要するにフロントに出て行きたいんですよね。私は実は最初のキャリアの頃は客先に行くことが多く、お客さんとお話をするのがそれなりに好きだったことを最近思い出しています。Forward Deployed Engineerということばが最近はやっていますが、これとかはまさに興味ある話かもなあと思っていたりします。

年の後半はまた別の領域の開発に参加させてもらっており、またあたらしいことをはじめています。上述したグループに半分、今のグループに半分の比重で籍をおいていますが、来年これがどうなるかはわかりません。

今年は総じて面倒を見る規模が大きくなった一年でした。小さなチームのリード程度ならまったく問題なくできると思うんですが、複数チームを束ねるグループを見るというのはなかなかこれまで経験がありませんでした。課題の抽象度が変わる程度で問題解決しなければならないという事実は変わらないため、そこは問題ではなさそうでした。そうではなく、グループを見るということはそれだけさまざまな調整や事務作業が発生するということであり、どちらかというとそちらでパワーを削がれるようだ、ということがわかってきました。同じくアーキテクトを務める同僚と話していたんですが、もはや小さなスタートアップのCTOをやっている感じがあります。

昨年から引き続きずっと海外拠点のチームを見ています。なので、業務中はほぼ全部英語でした。年の中盤くらいから日本側にもチームができて盛り上がっていました。ただ、マジョリティは非日本語話者でした。普通に業務する英語とリードしたりマネジメントしたりする英語は若干違うこともあり、私のキッズみたいな英語力で行けるんだろうか…と思いましたが、思ったより大丈夫でした。伝えたい内容さえしっかりしていれば問題なさそうということがわかりました。もっとフォーマルな会社だとそうはいかないかもしれませんが、比較的相手もカジュアル寄りなのでその点では助けられたように思います。

執筆や登壇

仕事の波が激しすぎてこちらはご迷惑をおかけしました。子どものことも重なって正直仕事が安定しなかったと思います。

Findyさんとは昨年来のお付き合いをさせていただいており、いくつか登壇と執筆をさせていただきました。

findy-code.io

大変申し訳ないんですが、3月の登壇予定だったイベントは私の体調不良でキャンセルになってしまいました。子どもから胃腸炎をもらってしまいました。加えて執筆の方も、子どもが入院したりとスケジュールが実のところ安定しませんでした。辛抱強く待っていただきありがとうございました。

加えて10月に共著の書籍の改訂版を出していました。

が、こちらはなんと、そろそろ出版だというタイミングで秀和システム社が破産することになりました。あまり詳しい裏の事情はわかりませんがさまざまな報道や記事から推察するに、脱毛の会社に資金を吸われて資金難に陥り倒産とのことでした。女性の方ならわかるかもしれないんですが、脱毛業界は聞く限り今相当危ないことが多いですね。前払いしたお金が返ってこないなどのトラブルも身近で聞くレベルです。なので、脱毛会社との関係性を知った際に「ああ…」という感想だけが出ました。

diamond.jp

でその後、編集者の方の尽力もあり、新しい会社から出版することができました。いろいろゴタゴタもありモチベーションの維持が正直大変でしたが、なんとか出版にこぎつけられよかったです。

書籍では掲載内容の全面的なアップデートが行われました。最新のRustで追加された機能への追従や、よく使われるクレートのアップデートなどが行われました。actix-webを使ったサンプルアプリケーションはaxumを使った例に代わり、デスクトップアプリケーションの実装例はTauriになりました。

OSS

しばらくRustにコントリビュートしていました。といっても数件程度なんですが。後半は仕事があまりに忙しくなってしまい一旦中断していましたが、今年も休暇などを使ってバグ修正を行なっていきたいと思います。

育児

前述したようにこちらが大変でした。まず、諸事情により保育園の送り迎えの担当がほとんど私になりました。なので、9時ごろに仕事を開始して17時ごろに一旦仕事を終わらせてお迎えに行き、そのあと夕食の準備やお風呂等子どものお世話をして夜20時〜22時くらいで少し働くという生活をしていました。後半は子どもも成長してきて寝る時間が遅くなり、21時〜22時しか取れない日が増えてきたので、保育園の時間をなんとか伸ばして(要はお迎えを遅らせて)対応していました。朝もっと早く行く手もあるんですが、そんな時間まで仕事をしているので体力を持って行かれて朝起きられませんでした…。

趣味など

↑に伴いほとんど何かをやれた記憶がないです。週1回は出社しないといけないので、出社までの時間で本を読むことができた程度でしょうか。これにより削られたのは社交関係のイベントで、飲み会もほとんど行けず、たまにランチにCAの頃の同僚と行くくらいしかしませんでした。

ただ、10月にとても楽しみにしていたゲームが出たのでどうしてもやりたいと思い、仕事終わりに1、2時間くらいやる生活が1ヶ月くらい続きました。睡眠時間が削られ日中ただただ眠かったことを思い出します。でもやらなかったら本当に今年一年何もやらずに終わりそうだったので、これはやってよかったんじゃないかなあと思っています。

来年は

もうちょっとスケジュール組むのを上手にして自分の予定もちゃんと入れたいです。もっと人と会って対人の距離感がコロナでわからなくなってるのをなんとかしたい。。。